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練習を自信に

フィギュアスケートの浅田真央選手。
今年は、最初持ち味のジャンプの調子が上がりませんでした。
理由として言われているのが、コーチが変わり、練習時間が短くなった事だと言われています。
コーチとしては、「なるべく短い時間で質の高い練習をさせてあげたい」と考えていたのだと思いますが、浅田真央選手にしたら、練習時間が短くなる事によって、少しジャンプに対する自信が無くなってしまったという事のようです。
これまでは、他の人の何十倍もの時間、ジャンプ練習を繰り返していたので、その練習量がそのまま「自信」に繋がっていたんでしょう。

これと同じ事が、大リーグの松坂投手にも言えます。
こちらも同じく、メジャーの「肩を守る為に必要以上な投げ込みはしない」という練習方法に変えたばっかりに、他の人の何十倍も投げ込んでいた「自信」が少し少なくなってしまったんだと言えます。

2人とも、さすがにリカバリーをして、期待以上の活躍をしているのがさすがプロですねー。


会社でも同じように「業務効率を高める」「短時間での生産性向上」という事がしきりに言われます。
なるべく業務効率化。
ワークライフバランスを保って。
プライベートも充実させて。

全てその通りだと思いますし、自分もやっぱりなるべく効率的に仕事ができて、ワークライフバランスが取れて、プライベートもばっちりだと良いなぁ…と考えています。

でも、「量は質を高めるけど、質は量を高めない」という気持ちもどっかにあります。
個人的には、「他の人の倍までは行かないけど、いつも1.5倍ぐらいは仕事をしたい」と思っています。
それは、やっぱり自分はあんまり頭も良くないし、年齢も若く、経験も少ないので、せめて人より多く仕事をして、行動量、仕事量でカバーしてきたという部分が多いからです。
そして、それが自分の自信になっていたし、そんな姿を見て、「じゃあこれもやってみれば?」という感じで色々な仕事を振ってもらえるようになりました。

こんな考えを口に出すと、「お前の立場でそんな事言ったら、ホントに訴えられるぞ」と会社からは言われてしまいます。
「世間と逆行してる」とも言われます。

まぁ、確かに…。
うーん…でもなぁ…。
ワークホリックというわけではないですが、人生の大きな時間を仕事で割くわけですからねぇ…。
あともうちょっとはこのスタンスで行きたいなぁ…なんて思う、今日この頃です。
by kkko-ta | 2008-12-05 23:06 | ひとりごと
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