最近、テレビでは教員に関してのニュースが多いですね。
まぁ、単位数が足りなかったり、生徒に対して「萌え~」なんて発言をしたり… というどうでも良いニュースはどうでも良いのですが(本人達のモラルの問題なんで…) ちょっと気になるのが「イジメ」に対してのニュースですかね。 中でも、最近良く耳するようになってきたのが「教師から生徒に対してのイジメ」 みたいなものが表面化してくるようになりました。 こうなっちゃったら、こうけっこう末期状態ですよね。 実は、自分も小学校3年生ぐらいの時に、イジメられていた経験があります。 だけど、その時は担任の藤森先生という方が、すごく力になってくれました。 相談にも乗ってくれたし、クラス会で取り上げてくれたり、イジメっ子1人1人と話をしてくれたり。 それも、一方的に「イジメはダメだ!」というわけではなくって ボク自身の悪い部分や、改善していかなくてはいけない部分も丁寧に指摘してくれたりしました。 今、自分が色々な方とコミュニケーションを取っていくに当たって この時に藤森先生の態度、雰囲気はとても自分に影響を与えているなぁ、と感じます。 だけど、今は逆に先生が生徒をイジメる…。 ちょっと悲しくなります。 ですが、今の状態(先生が生徒をイジメる)っていう状態は 実はしょうがない部分もあるんじゃないかなぁ、と思っています。 どういう事かというと、今先生になるっていうのは、とても難しいんですよね。 教員免許を取っても、先生になれずにずーっと臨時教員をやっている人もいるし、アルバイトで食いつないでいる人もいる。 実際、自分の知り合いでも、なりたくてなれない人っていうのはけっこういます。 もうちょっと言うと、先生になれる人っていうのは学力が高くて、良い大学を出ていて…そんな事が関係してくるんです。 ここが1つの問題で、そういった勉強第一だった方が先生になって、いざ担任を持った時に、自分のクラスでイジメが発生する…。 この時、この先生がどんな対応をするかですよね? 答えは『何もしない』っていう可能性が大きいという事なんです。 だってそうでしょ? 今まで、自分自身の学校生活でも、しっかり勉強をして、良い子でいた人ですよ? 実際にイジメに加担していたわけじゃないけど、イジメられていたわけでもない。 だけどクラスにあったであろうイジメに対しては「見て見ぬふり」をしてきた。 そんな人が実際にイジメを目の当たりにして、果たして「解決」を目指して行動するかどうか。 これは疑問です。 人は、自分の「経験、体験」した事を活かしながら、物事を進めていく事が多いですよね。 自分自身に置き換えてみても、今までの経験、体験がやっぱり色々な部分で「幹」になっている事は多いです。 例えばちょっと人間関係がこじれてしまったりとか、それこそイジメが発生してしまったりとか 人生に悩んでいる人がいたりとか、不平・不満がたまってしまっていたりとか、ちょっとどうしようもないトラブルに見舞われたりとか… そんな事があったとしても、これまでの経験、体験からどうにかこうにか解決していけるスキルは昔に比べてだいぶ高くなってきてるような気はしています。 それも全部、これまでの様々な環境とか人間関係とかを通しての 様々なシチュエーションに逃げずに1つ1つに向き合ってきた結果 その時の経験、体験が今にすごく生かされていて、少しずつ成長してきた部分だと感じています。 では、人間はその人が「経験、体験」をした事のないもの以外を解決したい場合にはどうしたら良いのか? 自分の場合は、とにかく「具体的に行動する」という事ですね。 人に聞く 本を読む これまでの事例を探す 解決方法を何通りか考える 解決に向けてのスケジュールを書き出す 実際に解決方法を1つ1つ試す こんな流れで、1つ1つの事に「具体的に行動」するしかないと思います。 ある中世の騎士が、こんな事を言っていました。 「危険から背中を向けて逃げると、危険は二倍になる。 危険に立ち向かうと、危険は半分に減る。」 どっちにしても、危険は危険だし、イヤな事はイヤな事なんですよね。 だけど、逃げると二倍になるけど、向かうと半分になる。 どうせ同じイヤも事なのであれば、向かっていって半分にしてしまおう、という考えですね。 イジメとか不登校とか…。 一朝一夕には解決する問題ではないかと思いますが、逆に考えると 「問題解決」だけが全てではないです。 問題は解決していないんだけど、そこに向かって具体的に行動をし続けている姿とか 試行錯誤を繰り返している姿とか、そういう物を通して、結果的に解決に繋がっていく事っていうのも、たくさんあると思います。 世の中には、学校の勉強と違って「答えの出ないもの」「解決しないもの」がたくさんあります。 だけど、そんな「答えの出ないもの」「解決しないもの」に挑戦し続けていかなくちゃいけないと思います。 それが難しい部分でもあり、人生の醍醐味でもありますからね。
by kkko-ta
| 2006-10-27 22:44
| ひとりごと
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自己紹介
1970年代.8.8生まれの関東在住です。今までのやってきた仕事は、水泳のインストラクター、パチンコ屋、フリースクールスタッフ、アジアへのワークキャンプをするボランティア団体スタッフ、営業…etc
現在はある通信系の会社で、営業部に所属しています。 性格はマジメだけどけっこうおおざっぱな部分もあるかな。あとはイヤな事とかはすぐに顔に出るタイプかも。 長所は何でも一生懸命にがんばる所で、短所は物忘れがかなり激しい所。 好きなコト・モノは、人にモノを教えたりとか、司会(だけど緊張するのはイヤ)とか、文章を書いたりとか、本を読んだり(なんでも良く読みますね)とか、ミーティングをしたり(会議好き。一対一ミーティングとかもやりますね。かなり語るから、ちょっとうざいヤツかも)とか、動物(犬とかウサギとかが好き、だけどネコアレルギー)とか、ラーメンとか、怒ってない時の奥さんとか…。 嫌いなコト・モノはシイタケとか、ヘビとか、勉強とか、湿疹(ネコ、花粉、ホコリ、体調とかですぐに体中が痒くなる…)とか、怒ってる時の奥さんとか…。 家族は奥さんとウサギのももちゃんの3人家族でしたが、2007.12月には長男 奏睦(かなむ)が誕生しました。 以前の記事
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