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生と死の教育

最近、新聞やTVでよく目にするコトバ。

「命の大切さ」


こんな事、コトバでいくら話しても
伝わるもんじゃないですよね?

だけどどうしても伝えたい…。
伝えなきゃいけない…。


そんな思いを持った、大阪のある中学校の先生の授業が新聞に載っていました。


初回の授業では必ず、男性の精子に見立てた米粒を延々と数えさせるそうです。

1時間で数えられるのは、せいぜい数千粒…。

「精子が卵子にたどり着く確率は、300,000,000分の1。
君らの命が、どれだけ大切なもんか分かるやろ?」


また、家計図を12代までさかのぼって書かせて
「この中の1人でも欠けたら、今の君らの命は無かったんや。」
と語りかけたり。


そして、すごいなぁ…と思ったのが
「君たちが自殺とかをして死んだら、残された親達がどう思うか?」
といった質問を子供達にして、そのシチュエーションにあった親の気持ちを書かせる授業。

「警察から連絡を受けた時」
「病院に向かう時」
「死亡を確認した時」

そんな質問をして、子供達に紙に書かせた最後に、こんな質問があるそうです。


「成人式で同級生が着物姿であなたの家を訪問してくれました。
その時の親の気持ちを書きなさい。」


ここまで言われて、何も感じない子はいないでしょうね…。

すごいです…。


ボクも普段は「物事を相手に伝える仕事」をしています。

それは、会社の思いだったり、自分の思いだったりするわけですが
様々な物事を、様々な方法で第三者に伝えようと毎日仕事をしています。

そして、伝える事でその人に気づいてもらったり、感動してもらったり
悔しい気持ちになってもらったり、自信を持ってもらったりするように努力しています。

だけど、まだまだ工夫が足りないみたいですね。
by kkko-ta | 2006-11-28 21:44 | ひとりごと
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