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自殺について

先日、松岡農水相が自殺しました。

ニュースとかで見ると、ずいぶん追い詰められていたのかなぁ…
という気がしますが、二日前には実家に帰って、お墓参りをしたり
会合に出席したりしていた時に、どうか誰か1人でも異変に気がついて欲しかった…と感じます。


そして、もう1つ驚いたのが、ZARD坂井泉水さんの死。

こちらは、事故か自殺は不明みたいですが
自分的には、やはり自殺だったのでは…と勝手に推測してしまいます。

ニュース等では、詩を書いたり、秋のツワーに向けての準備等をしていた
という風に報道されていましたが、これをしていたから自殺ではないとは言い切れないです。
逆に、こういった準備をすればするほど、今の自分の状況に不安になって
自暴自棄になって…というのは非常にありえる話だと思います。

だけど、もし自殺だったとしても、どうにか違う道を進み、違う結果を迎える事はできなかったのかなぁ…と悔やまれます。



ボク自身も、そんなにプレッシャーに強い方ではないですし
かなり責任感は強い方ですので、仕事とかでけっこう追い詰められて
帰宅途中に頭がガンガンしたり、胃がギリギリと痛んだり…というのはタマにあります。

仕事中に、急に思考回路が止まりそうになって「やばい!」なんて思った事もけっこうあります。

周りにも、そういったプレッシャーとかが原因で、仕事ができなくなったり、学校に行けなくなったり。
普通の生活に支障が出てしまうぐらいになってしまった人も見てきました。



周りは簡単に「そんなに辛いなら、誰かに相談すれば良かったのに…」とか言うし
「なんで誰も気がついてあげなかったのか?」とか言います。

だけど、全部が全部誰かに相談できる悩みでもないし
「相談する」っていう事はある程度答えが決まっている問題とかのレベルです。

そして、「誰も気づいてあげなかった」んじゃなくって
きっと本人が「誰にも気づかれないようにしていた」だけなんです。



自殺をする人って、マジメな人が多いと思います。

マジメで、他に逃げ道がない、と思ってしまう。
マジメで、自分で責任を取らなきゃ、と思ってしまう。
マジメで、誰にも心配かけないようにしなきゃ、と思ってしまう。

だからこそ自殺を選んでしまうし、誰にも気がつかれないようにしてしまう…。


正直、気持ちは分からなくもないです。
実際に、自分自身も、今よりもっともっと強いプレッシャーとかを感じるようになってきたら
そんな気持ちになってしまうかも…なんて考えてしまいます。

だけど、死んでしまうのは「解決」には繋がりません。



今回、松岡農水相がもし自殺しなければ、あと20年はお元気だったと思います。

20年。

この20年で、パソコンが一家に一台のイキオイで普及して、1人1台は必ずケータイを持っている。
これから先も、そんな激動の時代になると思います。

そんなこれからの20年を「自殺」という方法で体験する事なく終わらせてしまう。


うーん。
自分自身ぜひこれからの時代を見てみたいけどなぁ…って感じます。

きっと、けっこう面白いだろうから。
by kkko-ta | 2007-05-30 01:47 | ひとりごと
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