人気ブログランキング | 話題のタグを見る

秋葉原通り魔事件

事件後、ニュースも新聞もこの事件について大きく取り上げています。

TVでは、コメンテーターの方は色々と心理分析をしたり
小さい頃からの生い立ちを話したりしています。
現在の日本にある雇用問題に絡めたり、ニート・おたくに絡めたり、若者心理に絡めたり…。

全て議論するには大切な事だとは思いますが、自分が1つ思う事があります。
「やるなら自分1人で勝手にやってくれ」
という事です。

この犯人のケータイサイトへの書き込みを見ていると、「被害者意識」がありありと出ています。
例えば…
「負け組は生まれながらにして負け組なのです まずそれに気づきましょう そして受け入れましょう」
「ネットから卒業すれば幸せになれるという人が居ます
私の唯一の居場所を捨てれば幸せになれるのでしょうか、すなわち、死ね、ということなのでしょう」
「私より幸せな人を全て殺せば、私も幸せになりますか?なれますよね?」
「恋愛を楽しめるのは25歳までだと聞いた事がありますけど、もうとっくに過ぎてしまいました 
もっとも不細工には恋愛する権利がそんざいしませんけど」
「携帯ばかりいじっていてはダメということらしいですけれど、現実では誰も相手にされませんもの
ネットならかろうじて、奇跡的に話してくれる方がいます」

こういうコメントがケータイ掲示板に何千と残っていたそうです。

多分犯人は、こういうコメントを書き込めば書き込むほど、自分の意見をどんどんと肯定化していったのでしょう。
人間は自分の考えを相手に伝えれば、どんどんと考えが整理されていくという事がありますが
それと同じ事を、一方通行のコミュニケーションである「インターネット」という世界でやってしまったという事だと思います。
そして、他人を巻き込んで、事件を起こした…。

死にたいなら、1人で自殺でもしてくれれば良かったのに、と思います。
注目を浴びたいなら、秋葉原の真ん中でみんなの注目を浴びながら1人で自殺してくれれば良かったのに、と思います。

とにかく、この犯人がどんな悩みを抱えていたとか、そんな事はどうでも良いですし
ここまでされて、「自殺をしてはいけない」なんて事を言う気もなくなりました。
人を巻き添えにした事は絶対に許せませんし、模倣犯が出てこない事を心から祈ります。
by kkko-ta | 2008-06-11 10:41 | ひとりごと
<< 父の日 CHANGE! >>